昔ノハナシ ー ヒ
日本の古代文字
日本の漢字は仏教と共に、随(現在の中国)の時代に南朝鮮を経由して伝わったとされています。日本に漢字が伝わる前は文字はなく、亀の甲羅や鹿の骨に刻まれた記号のようなもの(甲骨文字)で記録を残していたと考えられていました。しかし近年の研究によると、漢字以前から文字があり、実にその数300種類以上あるそうです。これらの文字が公的に認められると、これまでの歴史が一変してしまうと思いますが、私たち日本人にとっては喜ばしいことですよね。
古代文字の響きや意味を学んでいくと、目に見えるもの見えないものへの深い理解や繋がりを感じられます。そしてその根底には、生きとし生けるものだけでなく全ての存在に愛があり、喜びと感謝に満ち溢れていて心が温かくなります。